ボランティアのための情報リテラシー基礎研修会


横須賀市企画調整部情報政策課主催の「ボランティアのための情報リテラシー基礎研修会」が2000年8月24日横須賀市産業交流プラザで開催され参加しました。

講習は10時から16時までの正味5時間で、午前中の2時間はインストラクタの基本、インストラクションの計画、講習の事前準備(カリキュラムの作成、テキストの作成)、講習会実施のポイント(講習会の流れ、話し方、受講者の対応)などについて講議を受けました。


1人1台のパソコン(Windows 2000)での研修風景

午後は「FDの取り扱い」をテーマにインストラクションの実習例の紹介の後、2名1組で課題が与えられ約1時間でインストラクションの内容をまとめ、その後1課題10分のインストラクションとその補助の実習をしました。私達の班の課題は「パソコンの起動と終了」でした。参加者は12名でした。


テキスト
実習した課題の一覧

・マウス操作

・パソコンの起動と終了

・キーボード操作

・ウインドウの操作

・デスクトップの説明

・Wordの起動と画面の説明

今回のインストラクターとアシスタントは、パソコン教室や企業へのパソコン出張教育をしている(株)ティー・エム・シーから派遣されたプロで用意周到な研修の感じがしました。初級者へのパソコン導入教育であれば準備、テキストなしでパソコンだけあればその場の研修はできますが、大事なことを説明するのを忘れたり、後日研修者が復習する時に思い出す材料がないなどマイナス面を伴うおそれがあります。本当に身に着く親切な研修には準備に相当の時間を要することを実感しました。


テキスト作成の例

テキストの中で使用するパソコンの画面(部分)の作り方


手順1:上のイメージを含むパソコン画面全体をコピーする。(Print Screenボタンを使用)
手順2:アクセサリの中のペイントを開き上の画像を貼り付ける。
手順3:テキストに使用する画像の部分を範囲指定してコピーする。
手順4:Wordを開きコピーした画像を貼り付ける。
(この画像はWindows 98の終了時のメッセージです)


2000年9月1日