海上自衛隊第2術科学校

横須賀市田浦(長浦港)の旧海軍水雷学校の跡地に海上自衛隊第2術科学校(昭和33年4月1日開校)があります。ここでは主に艦船に搭載されているガスタービンの操縦訓練、コンピュータ教育、英語教育を行っています。

ガスタービンは航空機用のものでフル回転までの所用時間が短く、制御が容易とのことで殆どの艦船に2系統搭載しているそうです。操作は2人1組みで行っています。

コンピュータ教室は今年設置した最新のもので、学生の机上には自分の端末のほかに教官からの指示・指導を受ける大きめのモニター(2人に1台)があります。教官側には学生の進度を3秒ごとにスキャンして監視するモニターのほか画像入力装置が設備されています。教室の照明はOAルーバ付の蛍光灯器具でモニターへの光の映り込みを防止しています。

英会話教育には多くの在日米海軍の奥様たちの協力を得ているのが特長だそうです。見学当日は女性教官が トレーニングマシンを使って英検2級程度のヒアリングの指導をしていました。

庁舎4階に海軍機関術参考資料室(昭和40年開設)があり、旧海軍ゆかりの貴重な品が展示されています。展示保管数は約5800点だそうです。









-- 海軍機関術参考資料室 --









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 ● 海上自衛隊第2術科学校


2002年7月1日