地球深部探査船「ちきゅう」 |
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海洋研究開発機構(JAMSTEC)の地球深部探査船「ちきゅう」が2005年9月11日(日)と12日(月)に横須賀新港で一般公開されました。私はインターネットで申込をし、12日午後1時40分からの見学の連絡を受けてその時間に乗船しました。「ちきゅう」は最大稼動水深2,500mで海底下7,000mまでを掘削することが出来、巨大地震発生の謎を解くことが期待されています。
公開場所はアッパーデッキのビデオ・シネマルームから始まり1人部屋(居室)を覗き、階段を登って研究区画(A,B,C,D Deck)のコア切断、コアLabなどでコアサンプル(ジョイデス・レゾリューション号で採取)と最新鋭の観測装置類を見学しました。研究者50名。
操舵室では船を定位置に停泊させる船位保持システムほかを見学し、後方のやぐら(Derrick)周辺でライザーパイプ(外形1.2m、全長27m)やドリルビットなどについて説明を受けました。掘削を担当するのはノルウェー人だそうです。乗組員100名。
一般公開はこれまでに横浜、横須賀、名古屋、八戸で行われました。
「ちきゅう」の主な仕様 |