海洋研究開発機構 横浜研究所
地球シミュレータの見学

2009年10月29日(木) 12時40分京急杉田駅に集合し、海洋研究開発機構横浜研究所で地球シミュレータの見学をしました。この催しは友の会と合同で行い参加者は48人でした。

地球シミュレータで台風(風速、風向、降水量、海表面温度)や海洋(海表面温度、海流の速度、上昇気流速度)のシミュレーションが可能で結果を可視化して見せてくれるので理解しやすい。企業の利用例として車が衝突した時の車体の変形をシミュレーションしているのを見せてもらいました。試作費、開発時間などで有利のようです。

2009年3月に更新した地球シュミレータ(ES2)は160台のスーパーコンピュータ (NEC SX-9/E)を結合して計算しています。更新前のシステムに比べ約3.2倍になっているそうです。
CPU: クロック: 3.2GHz ベクトル性能: 102.4GFlops
Node: CPU数: 8 ベクトル性能: 818.2GFlops メモリ容量:128GHz
System: ノード数: 160 演算性能: 131TFlops メモリ容量: 20TB
備考: 1TFlops=毎秒1兆回の浮動小数点演算速度

地球シミュレータは一般の企業も利用できます。計算結果を公表するかしないかで利用料金が異なるそうです。


海洋研究開発機構 横浜研究所


受付


玄関ホール (拡大) (地球深部探査船ちきゅう)


講堂 (車体の変形シミュレーション)


地球シミュレータについて (拡大)


スーパーコンピュータの配置 (拡大)
(赤は2009/3更新したスーパーコンピュータ)

免震構造、耐電波、防音、耐落雷の建物
(建屋の構造)

データ入力点を多くして精度向上 (拡大)


最新のスーパーコンピュータの偉力 (拡大)


スーパーコンピュータ群 (拡大) (照明) (見学室)
(地球シミュレータ筺体)

地球情報館 マルチ・大型・3Dスクリーン


深海の発光生物 (熱水噴出の周りにエビ)
(深海のカニ)

深海での圧力実験 (加圧装置)


訪問記念 (拡大)

 Links

 ・地球シュミレータ (海洋開発研究機構)

2009年12月1日