トンネルの南側から入ってほぼ中央付近の左側の壁の封鎖入口(地下1階)を開けてもらって階段を登り、1階へ上がると左右に部屋があります。右側の部屋には西の壁に外の見える窓があり、東の壁中央に物資(砲弾)を地下2階から地上に上げる穴が貫通しています。地上の取り出し部分と付近の砲台跡の写真も示します。この部屋には窓があり良い部屋です。私達はトンネルから入りましたが地上からはこの階段が地下への出入口で監視がいたと思われます。地上近くに防空指揮所があったようです。 左の部屋は大きな部屋で入ってすぐ2つに区切られ右側は人がやっと通れるスペースがあります。通路か設備スペースとして使われていたと思われます。左側は1.5mほど壁が部屋中央にでていますのでこのラインで間仕切りされていたように思います。 部屋の奥の壁の向こうは吹き抜けになっており、その向こうには同じような部屋があります。奥の壁には小さな窓が2つあり、倉庫ではないように思います。吹き抜けは何のためのものか、窓があることから明かり取りの空間とも考えられます。こちらの部屋から向こうの部屋には現在は渡れませんが通路の巾の開口部があり、橋を架けていたのかも知れません。 |
2004年9月1日