『うたって踊って子供とお年寄り、ふれあって心と心の夏祭り』
レポーター 小野和子
前日からの台風接近をもろともせず、会員15名を含む参加者46名も時間どうりに集合し、主催「どんぐりの会」の
ピンクのエプロンのユニフォームと盆踊りに相応しく浴衣姿の会員15名の方々が段取り良く、セッティングし、
浴衣姿のYMCAの子供たちが登場すると、「かわいいね〜」と声があちこちから、聞こえてきました。
 施設の人たちの歌
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 浴衣姿の子供たちの登場
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 炭坑節や東京音頭などの踊り
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井出代表の挨拶「元気で行きましよう!」と言う声で、お年寄りと全員がペアーを組んで、昔懐かしい歌を歌い、歌遊び
(動作つきの-肩たたきや茶摘歌)やジョーク交えたの面白い司会の「ないた、ないた ○○がないた、な〜んとな
いた?」クイズ歌など、進行とともに徐々に盛り上がっていきました、最初は歌わないで見ていた人も、中盤には、
大きな声で懐かしそうに歌っていました。

中学生の女の子は 「福祉の大学に進みたいので参加しました」
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YMCAの子供たち
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又、歌詞も大きな字で模造紙いっぱいに見易く大きな手書き文字で書かれて、優しい心遣いを感じました。
「どんぐりの会」の施設訪問は月に3回、練習、打ち合わせを含めた定例会を1回しているそうです。「入所者の
あなたが主人公をモットー」とした、しっかりした企画、運営の基盤があってこそ、皆が楽しく笑顔で活動出来る
のではないのかなあ〜と感じました。そして、お年寄りを囲む様に民謡を、炭坑節や東京音頭、我が横須賀の
猿島音頭、踊り、華やかさ、賑やかさが演出されていました、目を輝かせて一緒に踊っていたお年寄りもいました。
踊りの得意な会員さんやハーモニカの得意な会員さん、歌の得意な会員さん、司会の得意な会員さん、傾聴
(お話し相手)の会員さん、其々得意分野を楽しそうに笑顔いっぱいに発揮してました。

皆で歌の合唱
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炭坑節や東京音頭などの踊り
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終わりの挨拶の時子供たちから「今日はありがとうございました。いつまでも元気でいてね!。」と握手を一人一人
しました。おばあさんのほっぺに「チュッ!」とキスのプレゼントをした男の子も居ました、 おばあさんは、恥ずかしそう
に、嬉しそうに「ありがとう!」、そんな微笑ましい場面が心に深く印象に残ってます。子供たちは、夏休みの体験プロ
グラムの一環として参加したとの事でした、皆「たのしかった」と一斉に感想を言ってました。
今日の優しさ(肩たたきの時痛くないようにそっと叩いていたり、優しい言葉遣いで話したり)をいつまでも持ち続けて
欲しいと思いました、また、ボランティア体験に1人で参加した中学生の女の子は、「福祉の大学に進みたいので参加し
ました、ありがとうございました」と話していました
最後に井出代表から「きょうの優しい気持ちをずうーっと忘れないで下さい」と挨拶されました。今回の世代を超えた
交流を企画された「どんぐりの会」は平成7年から震災をきっかけに始められたそうです 、又井出代表は「子供たちを
受け入れるにあたって、お年寄りに対して間違った認識をしないように、接し方や失礼のないように振舞い方など事前
にミーティングをしています」と言われていました。
是からも人と人の心のふれあいが続くように、健闘を祈って止まない。
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