猿島観察会

   主催:猿島の会
 〜このままでいいのか猿島〜
 リポーター:今城 基

真夏の土曜日の猿島は始発前から臨時便を出 し観光客を全て受け入れている。自分で持ち込 んだ物は持ち帰れと放送を繰り返しているが島 内で販売した飲物の空缶やペットボトル、うど んやそばの発泡スチロール容器、ダンボール箱 などは渡船で島外に持ち出している。 バーベキューをした残り物と炭火は物販棟横で 処分、油の付いた鉄板などもそこで水洗いして いる。東京湾唯一の自然島を守るには、臨時便 を認めず定員X便数で人数制限をする。環境の 負荷となる行為は制限するなど行政の主導がな いと変化は生まれない。  猿島の海岸線に造られた石積みが崩れ放題に なったまま放置され、地形が変わってきている。 猿島を自然の残っている島、歴史遺産のある島 として保存していくには少なくともこれ以上崩 壊しないような対策が急務である。できれば少 しずつでも修復してもらいたい。横須賀市は猿 島を今後どうしょうとしているのか。計画の一 端でも開示してもらいたい。  参加者の内訳は主催者3名、リポーター2名 と同伴の子供1名、他のスタンプラリー参加団 体者2名、残り3名が一般応募者で内1名が同 伴の子供。このイベントのPRの再検討が必要。 (撮影:請地さん)

 
取材日8月12日(土)8:10〜14:00
開催場所猿島
参加人数11名
連絡先請地 盛雄(Tel/Fax 849-4864)


大勢の海水浴客、後方は新しい管理棟


砲台跡の説明をする請地さん(左)


崩れ続ける石積み